だんごむし

公園へ遊びに行きました。

だんごむしブーム中のお子様、「だんごむし、どこー?」と探します。

見つけると満面の笑みで私にくれます。

 

くるっとまん丸の状態ではなく、自分の体を歩かせたいようで

私の手のひらで元の形に戻るのを待ちます。

自分の手だと小さいのと手をピンとしてしまうのでコロコロっと転がってしまい

すぐにいなくなってしまうのです。(かわいい…。)

 

何度も繰り返し探して、見つけて、手を歩かせて、落として、探して。

5回目くらいのことです。

だんごむしを私の手にぽんっと置いた直後、コロコロコロと私の服の中へ!

さすがにびっくり、焦りました(笑)

 

手にはのせられるけど、触れるけど、やっぱりちょっとあの足は気持ち悪いし

服の中には入らないでほしいです。

 

そのあとお子様の服の中にもコロコロ…。

ダンゴムシ大好きなお子様もさすがに焦っていました。

服の中に入ってくるのは、嫌だよね(笑)

玄関前の楽しみ

シッティングへ伺い、インターホンを鳴らしてドアの前で待ちます。

 

「おねえさんきたよー!!!」

「今行くよー!」

「ままー!はやくー!」

 

お家の中から元気な声と玄関へ向かってくる可愛い足音。

お母様の「うふふ」という温かい笑い声。

 

伺ったことのあるご家庭でも、ドアが開く瞬間は少し緊張します。

でも、そんな緊張を和らげてくれるお家の中から聞こえる音。

ニヤニヤしながらドアが開くのを待っています。

あぁ、幸せ。今日も頑張ろ。

まだベビーカー乗ってるの?

2歳半のお子様と水族館に行きました。

朝早くからのご依頼で、お母様はベビーカーを用意してくださいました。

電車移動もあり、移動中はベビーカーで。

水族館の中では歩いて過ごしました。

お子様は朝早くからの移動で朝寝、昼寝、としました。

 

移動中のことです。

「あら、この子まだベビーカーに乗っているの?いくつなの?」

と通りすがりのおばさまに声をかけられました。

「2歳です。」と答えると

「あら…まだ2歳なのね、大きかったから、そうか、あはは~」

とささっと行ってしまいましたが、なんだかモヤモヤ。

 

たしかに2歳にしては大きめのお子様でした。

でも、だからこそベビーカーがないと寝てしまった時が大変なんです!

1日の外出で荷物もそこそこありますし、それにプラスして寝ているお子様を抱っこするのは大変です。

 

人の背景を想像せずに通りすがりでぱっと言わないでほしい。

私は親ではないから思いつめることはないけれど、

子育てをしている人にとってそういう周りの言葉って良くも悪くも働くと思うんです。

 

子育てに限ったことではなく、その人の一面だけを見て勝手に判断して悲しい気持ちになる言葉をなげかけないようにしたい。

逆に、いいな、素敵だなと思ったことはどんどん伝えていきたいなと思います。

虫の観察

お庭で遊んでいた時のこと、はじめてみる虫を発見しました。

「なんだこれ!!!」

と大興奮でお家の中へかけていき、お部屋の中にいらしたお父様を呼びに行きました。

お父様はすぐに出てきてスマホで写真をパチリ。

「図鑑で調べてごらん。」

とまたお家へ戻っていかれました。

 

図鑑を見るためにお部屋へ入ったお子様。

図鑑を手に取って開くと、お父様が先ほど撮った写真を印刷して持ってきてくださいました。

なんてスピード。

お子様はその写真をみながら同じ特徴の虫を探します。

「あった!」と大喜び。

よーく写真と見比べて、特徴を教えてくれます。

 

この時に感じたお父様の素晴らしいサポート。

ただ「調べてごらん」と丸投げするわけではなく、さりげなくアシストして、お子様が発見した様子を嬉しそうにニコニコ見守っていました。

日ごろから好奇心旺盛な探求心のある物知りなお子様の理由が少しわかった瞬間でした。

「おっきいねえ」

1歳3か月頃から、週に1回ほどのペースで継続して伺っているご家庭。

言葉はまだでていなく、指差しで大好きな車やトラックを教えてくれていました。

公園遊びが好きなお子様でその日も公園へ。

お砂場についたその時

「おっきいねえ」

どこからともなく聞こえました。

 近くの子どもが言ったのかな?

 

「おっきいねえ」

ん?ちがう、また聞こえた。すぐそばで…。

え、しゃべった?

私、1人でパニックです(笑)

 

このときはちょっと間があいて2週間ぶりのシッティングでした。

 

お母様が戻られてから報告すると

「最近話すようになったんです~」とお母様。

 

そこからはどんどん言葉が出てきてあっという間にたくさんおしゃべりしてくれるようになりました。毎週新しい顔を見せてくれるお子様にお会いするのが楽しみでしょうがなかったです。

お茶碗で牛乳飲んじゃう!

2歳。いやいや期真っ只中。

水分補給をしてほしくて声を掛けました。

 

「にゅうにゅう(牛乳)のむ!」

 

牛乳のリクエスト。

「どのコップで飲む?」と聞きました。

いろいろすすめましたが、食器棚に並んでいるコップはすべてイヤ。

 

「これ。」

と選んだのはお茶碗でした。

 

好き。こういう型にとらわれない自由な感じ。

2歳、いやいや期特有な感じ。

結局その日はお茶碗で牛乳を飲みました。茶道のグラスみたいでいいね!

 

危ないことや社会的なルール違反などは泣いても嫌がってもしっかり説明して止めますが、そうじゃないところはなんでもいい。

こんなに美味しそうに牛乳のんでるもん。

そのうち「お茶碗に牛乳入れるなんて変なの。ご飯いれるものだよ?」

なんて言うようになってちゃんと元の使い道に戻ります。

フリースタイルで楽しんでほしい^^

払えません…。

シッティング希望のシングルペアレントのご家庭からシッティングのご相談を受けました。

ご希望のシッティング内容をやり取りさせていただいた後

「計算しましたが、うちでは払えません。ごめんなさい。」

とメッセージが。

 

私が利用しているベビーシッター会社は保護者とシッターからそれぞれ手数料を取ります。

その額がなかなかに高い。

私自身たくさんのご家庭の力になりたく、ベビーシッターとしては低い時給でやらせてもらっています。それでも、シッティング時間が長くなればそのぶん合計額は高くなるし、手数料も上がります。

 

本当に困っているご家庭にこそ伺いたい。

でも、そのご家庭だけ値引きするわけにもいかない。

ものすごい葛藤です。

 

困っているご家庭の力になれなくてベビーシッターをしている意味はあるのかと、現在別の形でお手伝いができる準備を進めています。

 

すべての人が何らかの形で支援を受けられるようになりますように。